先日の旅行で壊れたスーツケースの『その後』を記録してみたいと思います。
10月7日(金)21:35羽田着のキャセイで到着。
ターンテーブルからスーツケースを取り、床に置いたときに立ちませんでした。
確認したらキャスター部1か所が本体に食い込み、もう1つのキャスター周りが割れているのを発見。
そのまま、出国階のインフォメーションに行き、状況を説明しました。
案内の方が手荷物サービス係の方(正式には『CKTS羽田空港支店 手荷物サービス係』)を呼んでくださり、破損したスーツケースを確認。
『修理してもきれいにならない可能性がある』ことや『修理費が高額になる』とのことで、新品と交換するのはどうか?と提案がありました。
こちらが同意したので、購入金額や住所などの連絡先を聞かれた後、すぐにカタログ2枚を持ってきてくださいました。
壊れたスーツケースの写真。

これが2社のパンフレット形式のカタログ。この中のどれでも選んでよいとのことです。
ゆっくり選びたいから後日注文すると伝えました。
Lojel のカタログ

Tomax & Primax のカタログ


壊れたスーツケースを電車で持ち帰るのは困難だったので、自宅に配送出来るかを上司と相談してくると言われました。
すぐに承諾が出たので、帰宅後すぐに必要なものだけ取り出し、残りはそのままにして配送を依頼。
カタログには高価なスーツケースは載っていませんでしたが、必要十分なものがいろいろと載っていました。好みは別として・・・
消去法で2つの型番が残りました。デザインを取る第1候補か、機能性を取る第2候補。
第1候補(SPALDING・・・SP-0614-73)

第2候補(FANTASTIC EVOLUTION・・・FE-0605-72)

とりあえず、第1候補の口コミをネットで調べていたら、多くのショップで品切れ。
代わりにマイナーチェンジしたもの(SP-0610-71)が、市販されていることがわかりました。
価格は6~7千円増しです。
新しいタイプは、かなり良い機能が追加されているので、出来ればそちらにしたいと思いました。
もらったカタログの作成日付が2010年10月と1年前のものなので、もしかしたら改訂版が出て新商品に変わっているかも? なんて勝手な期待もしました。
マイナーチェンジしたスーツケース(SP-0610-71)

羽田の手荷物サービスに電話して『申告した購入金額は処分品価格だったため、同等の物を購入し直すともっと高いため、せめてマイナーチェンジした SP-0610-71 にして欲しい』と言ってみました。
『状況は理解できるので上司に相談してみる』とのことでした。
しばらくして電話があり『やはりカタログのものしかダメ』とのこと。
『RIMOWAなどの高額品の補償の場合はどうなるのか?』と尋ねてみたら、『現金補償もあるが最大で1万円で、そこから経年によって減額する』『お客様が保険をかけておられるようなら、そちらで対応してもらう』とのこと。
私も補償規定を曲げてくれという乱暴なことは言うつもりはないが、出来れば金額的に近い物が欲しい・・・
週が明けにDCカードの旅行保険受付に電話で相談してみた。
こちらの説明は以下の通り。
・破損したときの状況
・手荷物サービスから保険対応の提案があったこと
・使用年数
・購入金額
・処分価格なので、同等品を購入するにはもう少し高くなること
保険会社からの回答
・支払額は『購入金額』から経年分を差し引いた金額になる
・破損状況を確認したときの書類の提出
・修理見積額か修理不能証明を購入店かメーカーに出してもらう
・残っていれば購入時の領収書の提出
他にもいくつかあったと思うが、購入金額から減額した金額では大したものは買えないと思い、保険対応は諦めました。
とりあえず書類だけは送ってもらうことになりました。
当然の結果だが、世の中そんなに甘くはない (^^ゞ
たまたま、Lojel の本社展示場の近くに行く用事があったので、ついでに現物を見に展示場へ寄りました。
親切な対応で、詳しく説明してくれました。
やはり、新商品はお勧めで、一番売れているそうです。
ただ、今回は自分で選べないので、カタログの中の商品を中心に説明してもらいました。
カタログの写真ほど現物のデザインは悪く無かったので、機能性を優先した第2候補の物を選ぶことにしました。
しかし、最後に気になっていたことが一つあります。
手荷物係の方が、『補償はステータスなどいくつかの状況によって若干の対応が違う』と言っていたこと。
最終的な補償請求は、手荷物サービス会社ではなく、航空会社に請求するような情報があったこと。
ダメ元ですが(ごねるつもりはありませんが)、手荷物サービスに電話して交渉してみました。
電話応対した方が違ったので、先日の電話で話した内容に加え『ワンワールドサファイア』であり、プライオリティタグも付いていたので丁寧に扱って欲しかったことを伝えました。
上司に相談すると電話を切り、折り返し掛ってきました。
なんと、希望していた新商品が認められました!
『上級会員なので、それなりの対応をした』ということをキャセイに伝えるのでしょうか?
理由は分かりませんが、自分にとってはうれしい結果になりました。
すぐに、メーカーへ注文してくださり、翌日メーカーから発送され、その翌日に届きました。
重量を計測したら、壊れたスーツケースより約800g軽くなっていたので、かなりの違いだと思います。


長いブログになりましたが、あまり経験しない(したくない)ことなので、自分の備忘用として経緯をまとめてみました。
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